「ガールズ&パンツァー」レンタサイクル引退 -本日より展示開始-

「大洗シーサイドステーション」で稼働していた、アニメ「ガールズ&パンツァー」のレンタサイクルが、その役目を終え引退致しました。

TVアニメ開始後の2013年からサービスを開始し、同施設を拠点に商店街との回遊に活躍するなど、ファンの脚として愛されました。この度、老朽化に伴い引退する事になり、お別れのため最後の展示を行う事になったとの事なので、ご案内致します。

 

-さようなら「ガールズ&パンツァー」あんこうチーム仕様 レンタサイクル

展示開始:12月24日(金)~ <2か月間予定>

展示場所:2階 H-204(ヤシの木広場前)

 

大洗が舞台のアニメ「ガールズ&パンツァー」より、主人公が所属する「あんこうチーム」5人それぞれがホイールに描かれた自転車5台を、同施設2F(ARISE CO-WORKING横)に展示致します。写真に収めるラストチャンス!

 

-レンタサイクルはより快適に!より便利に!相互乗り入れサービスを開始!

上記の自転車の引退に伴い、大洗シーサイドステーションのレンタサイクルが一新!

新たに電動アシスト自転車が5台導入されました。更に他施設との相互乗り入れも可能となり、各拠点で乗り捨ても可能。宿にそのまま置いて連日のレンタルが可能になるなど、大洗近辺の周遊に大活躍間違いなし!

[連携拠点]

★大洗町観光情報交流センター「うみまちテラス」(大洗駅 隣)

★ひたちなか海浜鉄道「那珂湊駅」(ひたちなか市)

★涸沼観光センター(鉾田市)

 

-「自転車で繋がる、10年間の想い」
常盤良彦(株式会社Oaraiクリエイティブマネジメント代表取締役)メッセージ

2011年、東日本大震災の復興事業の一環として、大洗町商工会青年部が企画したレンタサイクル「幸せの黄色い自転車」計画。

 

当時観光客が激減していた大洗町をはじめとする茨城県。当時大洗町はレンタサイクルを活用している施設は数件であったため、あえてこの時期に拠点を増やそうという計画であった。観光客激減の中でも来てくれる方が、この黄色い自転車に乗って町内を巡り、見かけた際には「挨拶をしよう、笑顔で話しかけよう」と商店街一丸となっておもてなしの心を醸成しようとしていた。

 

一方2012年、大洗町を舞台としたTVアニメ「ガールズ&パンツァー(以下ガルパン)」が放映を控えていた。震災後故、ファンの皆様が来てくれる期待値は低かったが、皆さんに楽しく大洗町を巡ってもらいたいという思いから、許諾を取得し「幸せの黄色い自転車」5台はガルパン仕様のレンタサイクルとすることに舵を切った。しかし、予算はすでに使い切り業者などに依頼する事が出来なかったが、商工会青年部をはじめ、有志数名が集い全て手作りで完成させた。

 

2013年春からの本格稼働であったが、予想を超える反響で商店街にはガルパン仕様のレンタサイクルに乗ったファンが各店に立ち寄り、商店主とのコミュニケーションを育んでいった。利用率の高さから、2代目と生まれ変わり、大貫商店会が制作した戦車柄仕様のレンタサイクルも加わり、10台となった。休日には町内駐車場に車を停め、レンタサイクルで大洗町を楽しむ。運用管理をしていた大洗シーサイドステーションは、観光拠点としての役割を築いてきた。

 

その後、大洗うみまちテラスと、那珂湊駅とのレンタサイクル相互乗り入れが始まり、涸沼観光センターも参画した。2011年当時「幸せの黄色い自転車」を企画した当時の商工会青年部部長は「私達が思い描いてきた観光における、おもてなしのプロセスは達成されつつある。これからは協業で連携し、より観光客の皆様に使いやすいプラットフォームを作っていきたい」と語り、大洗シーサイドステーションは10台のガルパン仕様のレンタサイクル老朽化を機に、3市町村におけるレンタサイクルの相互乗り入れ」に参画することにした。今後、利用者の数を見ながら運用台数を増やし、積極的に他施設にも「レンタサイクルの相互乗り入れ」参画をすすめていきたい。

―大洗の通販は「ARISE GIFT」で

ⒸGIRLS und PANZER Finale Projekt

お店情報

  • 営業時間:[大洗シーサイドステーション]10時~19時
  • 定休日:年中無休
  • 住所:〒311-1305 茨城県東茨城郡大洗町港中央11‐2